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デービッド・アトキンソン 新・観光立国論
イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論 イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」(デービッド・アトキンソン)

◆本書は、21世紀の「所得倍増計画」の提言です。少子化が経済の足を引っ張る日本。出生率は、すぐには上がりません。移民政策は、なかなか受け入れられません。ならば、外国人観光客をたくさん呼んで、お金を落としてもらえばいいのです。この国には、【世界有数の観光大国】になれる、潜在力があるのですから。ですが、2014年の訪日客数は1300万人程度です。日本ほどのポテンシャルをもつ国としては、驚くほど少ない数と言わざるをえません。日本の潜在力と世界の観光産業の隆盛を考えれば、2030年までに8200万人を招致することも、決して不可能ではありません。それを成し遂げることで、日本経済には「第2の高度成長期」が訪れるのです。本書では、そのための方策を、詳しく解説しましょう。
◆外国人観光客8200万人、GDP成長率8%! 日本の進むべき道がここにある!

目次

はじめに 日本を救うのは「短期移民」である

日本は「成長しづらい」国になった

なぜ日本では移民政策が受け入れられないのか

生産性の向上でGDPは上昇するか

「短期移民」で日本は成長する

日本は「観光立国」になれる潜在力がある

私がよって立つ「議論の文化」

第1章 なぜ「短期移民」が必要なのか

GDPは主に人口によって決まる

なぜ日本は、高度成長を達成できたのか

人口減少でGDPは減るか

生産性向上でGDPは守れるか

ウーマノミクスでGDPは成長するのか

「賢い経営」の時代に入った

第2章 日本人だけが知らない「観光後進国」ニッポン

「観光立国」とは何か

世界の「観光立国」の姿

問題を洗い出し、改善する

「観光立国」と「観光大国」

観光立国の4条件「気候」「自然」「文化」「食事」

イギリスは2条件でフランスに劣る

タイの国策の成果

4条件を満たす稀有な国、日本

第3章 「観光資源」として何を発信するか

なぜ日本は、観光業に力を入れてこなかったのか

「観光鎖国」ニッポン?

日本の観光立国を妨げる「勘違い」

観光への甘い意識

自画自賛のアピールはマイナス

日本のアピールポイントは的外れ

治安のよさは、アピールポイントにならない

交通機関の正確さも、アピールポイントにはならない

「珍しいだけのもの」は、たいした収入にはならない

フルメニューの重要性

WEBサイト「tsunagu Japan(https://www.tsunagujapan.com/ja/)」の問題点

論点をずらすマスコミ

海外メディアから見た日本の魅力

第4章 「おもてなし観光立国」に相手のニーズとビジネスの視点を

今の「おもてなし」への違和感

「おもてなし」は観光の動機になるか

データに見る「おもてなし」の重要性

「郷に従えと言うなら、郷に入らない」

勘違いを世界に押し付けている

「価値観」の違い

「おもてなし」とゴールデンウィークの関係

ゴールデンウィークは廃止すべき

供給者の都合を押し付ける「おもてなし」

「お金を落としてもらう」という発想

第5章 観光立国のためのマーケティングとロジスティクス

「観光立国」に必要なこと

さらに工夫すべき日本の観光マーケティング

オーストラリアの優れた観光マーケティング例

2030年までに8200万人を目指せ

現状の観光客

アジア諸国とはまったく違うアメリカ人の志向

「上客がこない」という大問題

「収入」視点のセグメンテーション

リーケージ問題

滞在日数に着目せよ

「目利き」「よき理解者」にきてもらおうという傲慢

細かいセグメンテーションで迎え入れる

ツーリスト・トラップにご注意

圧倒的に不足している観光ロジスティクス

まだまだある「外国人未対応」問題

自国民をさばく観光からの脱却

地域デザイナーの必要性

第6章 観光立国のためのコンテンツ

コンテンツの「多様性」

ホテルの「コンテンツ」とは

高級ホテルが不足している

徐々に整備されつつある高級ホテル

整備すれば超富裕層はやってくる

サービスに「差」をつける

複合リゾートの必要性

ニセコは「多様性」で成功した

富士山にも「多様性」を

文化財の整備は「上客」を呼ぶ誘因

もっと文化財を活用すべき

文化財には2つの意味がある

文化財には説明と展示が不可欠

日本人にも魅力を伝えきれていない

ガイドの重要性

多言語対応

出始めている成功例

ガイドブックの充実

翻訳は必ず教養のあるネイティブのチェックを

ガイドの有料化

もっと「稼ぐ」ことに意識せよ

問題は発信力ではなく文化財の魅力

街並みの整備は急務

何をするにもお金が必要

「稼ぐ文化財」というスタイル

観光戦略は、滞在日数から「逆算」せよ

始まりつつある新たな取り組み

「統合リゾート」も手法の1つ

観光は一大産業であると自覚せよ

おわりに 2020年東京オリンピックという審判の日



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