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ローマ法王に米を食べさせた男
過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?

ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?(高野 誠鮮)

◆TVドラマ日曜劇場『ナポレオンの村』(出演:唐沢寿明 麻生久美子 山本耕史 ムロツヨシ イッセー尾形 沢村一樹)原案本、大幅加筆で新章追加、待望の新書化!
◆石川県羽咋市の市役所職員・高野誠鮮氏は2005年、過疎高齢化で「限界集落」に陥った農村を含む神子原みこはら地区の再生プロジェクトに取り組み、それが大成功を収めるまでの紆余曲折とアイデア満載、感動的実行力のプロセスを克明に記す。
◆高野氏は数々のユニークなアイデアを次々と繰り出し、そのアイデアを驚くべき行動力で実行していく。その結果、多くの若者を誘致し、農家の高収入化を達成! また、高野氏は神子原地区で収穫される農産物をブランド化するために、高野氏はとてつもないことを思いつく。それは「ローマ法王に米を食べてもらう」という突拍子もないアイデア! ローマ法王庁から快諾の返事が来て、高野氏は自ら乗り込んで神子原米を献上し、それを全国紙が取り上げた――。そして、役所には注文の電話が鳴りっぱなし……!
◆非常識と一般では思われてしまうかも知れないことを恐れることなくアイデアを自由に発想し、そして、それを躊躇なく、しかし確実に実行する、高野氏の仕事の流儀に大いに学ぶための、多くのヒントがちりばめられている一冊。

目次

はじめに

第1章 否定する。──そして限界集落の惨状の本質を見抜く

「限界集落」の悲しい現状

「山猿呼ばわりされた」人々

行政の無力さ。心に火がついて

人が動くシナリオを作る

「人体政治学」と「人体経済学」

会議はしない。企画書も作らない

上司には、すべて事後報告

「犯罪以外は、全部責任を取る」

第2章 人を動かす。──たった60万円で限界集落から脱却させる

よそ者をどう受け入れるか

〝抜魂〟で仏壇の不安を解消

入村者選びは、住民の好き嫌いで

集落の子供は、みんなの子供

過激発言で相手の心を揺さぶる

農家の罵倒で四面楚歌

CIAの戦略でマスコミにPR

よそ者の発言ほど評価される

有名直売所の「売れる知恵」を盗む

イギリス領事館員が棚田オーナー

「烏帽子親農家制度」で若者を呼ぶ

「酒が飲める女子大生」で話題作り

なぜ学生は農家と交流出来たのか

学生と暮らすと農家も成長する

不良外国人を更生させた教育力

にぎやかな過疎集落をめざす

口コミで農家カフェを流行らせる

Iターンの成功者

第3章 伝え、広める。──空前絶後。神子原米のブランド化PR戦略

売りたい商品の長所を徹底調査

ブランドを生む「ロンギング」作戦

可能性の無視は、最大の悪策

「ローマ法王御用達米」に認定!

ニュースを連発して新規客を得る

売りたい時こそ売らないのが戦略

エルメスの書道家がデザイン

外国人記者クラブで記者会見

アラン・デュカスとのコラボ

非科学的な前例はくつがえす

人工衛星でおいしい米をさがす

大手商社より格安な行政ビジネス

やらない人ほど言い訳をする

人を納得させて動かす方法

売れるヒントは女性が握る

店の外観がよくてもものは売れぬ

農家経営の直売所を開店

「指示待ち農業者」を卒業

第4章 人を巻き込む。──「UFOで町おこし」を本当に実現!

560年続く寺の家に生まれて

「町おこし大会」だけでは意味ナシ

町おこしに評論家はいらない

郷土愛を深めた羽咋ギネスブック

町の古文書が町おこしのヒント

レーガン、サッチャーらに手紙

AP、ロイター。外電で情報発信

「UFOうどん」で商店街を活性化

日本初! UFOに予算がつく

首相を味方につけて危機脱出

大失敗を救った「喜びの拍手」

本当に来た、本物の宇宙飛行士

本物のロケットをNASAに直談判

僧侶だからこそ、ここまでやれた

第5章 くつがえす。──〝腐らない米〟を武器にTPPに勝つ!

JAと組んで、TPPに挑戦!

〝奇跡の人〟木村秋則さんを口説く

「自然栽培実践塾」で未来の農業を

害虫と呼ばれる虫にも存在価値が

耕作放棄地こそ宝の山

自然栽培は、宮沢賢治の世界観

第6章 最後も、やらかす。──定年前に、世界を相手に真剣勝負!

定年前に与えられた無理難題

ど素人だから、わかることがある

多数決をするから売れなくなる

日本初の「寺の駅」が誕生!

北陸新幹線開業に合わせて開店

世界初。大学に自然栽培学科開設

自然栽培の食材で癌が治った人

定年後の夢は、世界挑戦!

東京オリンピックに福島の食材を

感動よりも行動してほしい

「予言者的発言」はスルーする

「超能力考古学」で宝探し

葬儀でその人のすべてがわかる

山が高くないと裾野は広がらない

あとがき



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