「未知への飛翔~PART1,PART2」ストーリー
最初のギャラクシー級宇宙船であるUSSエンタープライズ、NCC1701Dは、ジャン・リュック・ピカード艦長の指揮のもとに就航した。艦の初任務は、謎めいていた。新しいクルーを乗船させるため、既に探検された宇宙の端にあるデネブ4号星へと向かった。そこには、バンディ人が連邦に提供を申し出ているファーポイント基地があるが、技術力の低い彼等がどうやってその基地を建設したのか調査するのも任務のひとつだった。
途中、エンタープライズは、全知全能を自負する生命体「Q」と出会い、妨害を受ける。Qは「人類は野蛮な種族であり、能力以上に宇宙に進出し過ぎている。」として、ピカードとクルーを連れ去り、死の危険があるイカサマ法廷に立たせた。ピカードは人類の可能性を主張し、ファーポイントでの任務の間、それを観察するよう申し出ることによって皆の命を救うことができた。
Qから解放され、デネブ4号星へと到着したエンタープライズは調査を開始するが、バンディ人の謎の新技術については何も得られなかった。そこに巨大な異星人の船があらわれ、バンディの旧市街地を攻撃しはじめた。Qはピカードに異星人の船に反撃するようけしかけるが、エンタープライズの上陸班は攻撃しているのは船ではなくそれ自体が知的生命体であり、バンディ人に捕われた仲間を救おうとしていることをつきとめた。ファーポイント・ステーションは、奴隷にされたその生命体によって建てられたものだった。解放された生命体は惑星を去った。それを見たQは、人類は再び試されることを示唆して立ち去った。
このエピソードの邦題は、ビデオとスーパーチャンネルの放送で異なる。ビデオでは「未知への飛翔」、スーパーチャンネルの放送時は「デネブ星の法廷」というタイトルである。