「宇宙の果てから来た男」ストーリー
新しいワープ理論を発表したワープエンジンの専門家コジンスキー博士が、宇宙艦隊から派遣されエンタープライズへとやってきた。船のチューニングを始めた彼は、誤ってエンタープライズを隣接する銀河へと飛ばしてしまう。
船を元の場所に戻そうとした彼は、さらに物質と精神が交じり合う宇宙の果てへと船を迷いこませたが、このトラブルはコジンスキー博士ではなく、次元と時間の中を移動できる種族である彼の助手によるものであることがわかった。
しかしながら、船全体を覆う緊張から、「旅人」と名乗った助手は瀕死の状態になり、エンタープライズは永遠にこの場所に取り残されかねない状況となった。そして、この宇宙の中でクルーは、心に思ったことが現実になるという奇妙な現象に悩まされる。
最終的に、ウェスリーの友情が、旅人の治療に効果があることがわかり、彼は船を故郷に戻すのに十分なだけ旅人を元気づける。
船を戻す前、旅人はピカードにひそかにウェスリーの桁外れの能力についてアドバイスし、その能力を未発達にさせないよう促した。母であるビバリーが見守る中、ウェスリーはピカードによって代理少尉に任命され、アカデミーに入学するための訓練を始めた。