「さまよえるクリンゴン戦士」ストーリー
ロミュランとの中立地帯において戦闘が発生していることを探知したエンタープライズは、その地点に急行した。そこで発見されたのは、破壊されたタラリア船だけだった。ラフォージの改良されたバイザーの視覚的な情報により、その船内から3人のクリンゴン人を発見するが、1人は重傷を負い死にかけていた。彼らのリーダー、コリスは、船がフェレンギによって攻撃されたと説明する。彼らは、船が爆発する直前にエンタープライズに無事転送された。
しかし、重傷を負っていた彼らの仲間は死亡する。ピカードは案内役としてウォーフを割り当てるが、2人の生存者は、連邦とクリンゴンの同盟を憎み「真のクリンゴン戦士の魂」が再生することを望んでいた。彼らは、ウォーフの胸のうちを聞き、人間との生活をやめるように訴える。ウォーフは、彼らの言葉によって思い悩む。
しばらくして、クリンゴン防衛軍の巡洋艦が接近し、実際に起こったことを説明した。コリス達は、タラリア船を乗っ取り、追跡してきたクリンゴン船を破壊した反逆者であった。コリス達は拘留されるが、手製の兵器を使用して逃亡する。逃亡時の戦闘で1人は死亡する。
コリスは、機関部へ侵入しワープ・コアを破壊すると脅して推進部を渡せと要求してきた。船の破壊をやめさせるため彼を説得しようとするウォーフに対し、コリスは再び、クリンゴンの戦士の心に訴え仲間に引き込もうとする。しかし、突進したコリスを、ウォーフはフェーザーで撃ち事件は終わった。
クリンゴンの艦長は、ウォーフの働きに感銘を受け、クリンゴン帝国防衛軍へ入らないかと誘った。しかし、ウォーフはその誘いを丁寧に断り、エンタープライズに残ることを選ぶ。