「浮遊機械都市ボーグ(前編)」ストーリー
宇宙植民地が壊滅した。宇宙艦隊はそれがボーグによるものではないかと疑い、エンタープライズにボーグの専門家を送って調査を命じる。
ボーグの専門家として送られてきたシェルビー少佐は、鋭く、野心的で、ライカーの後釜を狙っていた。ライカーが彼女の意見を拒否したため、ライカーとシェルビーの間に摩擦が起こる。彼女はライカーを無難にやることしか考えていないと非難し、他のものに席を譲るべきだと言い放つ。
その後、ボーグ船が現れて降伏を要求し、戦闘状態になった。シェルビーの作戦により、エンタープライズは船体を分離し、センサーが使えない星雲の中へ修理と作戦の時間をかせぐために隠れた。
ラフォージは、メインディフレクターにエネルギーを集め攻撃する案を提案したが、そのためには、船のすべてのエネルギーをディフレクター盤に集中しなければならなかった。ボーグはエンタープライズを見つけだし、艦内に侵入してピカードを誘拐した。そしてボーグ船は、まっすぐに地球へと向かった。
シェルビーの率いる上陸班はボーグ船に侵入し、すでに同化されているピカードを発見した。ピカードは、ボーグの代弁者ロキュータスとして改造・同化されていた。
シェルビーはボーグ船の速度をワープ未満に落とすことに成功したが、ピカードを救出することはできなかった。シェルビー達がエンタープライズに戻ると、ディフレクター盤を使った武器は既に準備ができていた。ジョーディの、今を逃したらもう攻撃はできないという進言により、ライカーはピカードともどもボーグ船を破壊する命令を下す。