シャッター商店街のシャッターの開け方:
小売店のためのマーケティング戦略
(
青木 敬博 )
◆昭和は沢山の団体で賑わった温泉街にある『柳原ベーカリー』の柳原一郎の前に販売促進を手伝うという三木という男が現れる。 「いい物を作ればいつかは解ってもらえるから必要無い」という一郎に対して三木は、「情報は目にした時が一番伝わる。今はお客がコンビニに公共料金を払いに行き、そこでパンを目にして買ってしまい、その瞬間、自分達の味を伝えるチャンスがなくなるので、『いつか』は凄い長いスパンになっている」と説く。三木と柳原一郎を中心にした、今を生きる全ての人間に必要な“情報”というものを解説するストーリー。
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