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夕張再生市長
課題先進地で見た「人口減少ニッポン」を生き抜くヒント

夕張再生市長 課題先進地で見た「人口減少ニッポン」を生き抜くヒント(鈴木 直道)

◆人口減少ショックが日本を覆う中、東京からたった一人飛び込み、まちの消滅と闘っている若者がいます。30歳で財政再生団体・夕張市の市長になった鈴木直道氏。巨額の借金返済、1万人を下回る人口、高齢化率46.9%、全国最低の15歳以下の子供の数、過酷な自然環境……「課題先進地」夕張で、コンパクトシティ化と住民参加型のまちづくりを推し進め、その取り組みには世界が注目するまでに。すべての日本人必読の1冊!
◆人口減少、少子高齢、財政破綻は連鎖する。コンパクトシティ化、夕張メロン初の海外輸出、再生への挑戦が、「日本のモデル」となる!「地方消滅」、これから起きること、すべきこと!

目次

はじめに 夕張の未来は日本の未来、世界の未来

第一章 都庁から夕張へ

突然の呼び出し

真冬の着任

財政破綻、職場はマイナス五度

残酷な給与明細書

盛んなボランティア

驚いた鹿のフン拾い

行政サービスを市民が担う現実

全国最低のサービス、最高レベルの負担

住民の生活を考慮しない財政再建計画

借金を返すためだけの存在

芽生えた仲間意識

「若手の会」を立ち上げる

やらかした失敗の数々

三〇万円で五年ぶりに復活した雪祭り

全世帯対象住民アンケートを提案

ボランティア総動員の調査

最初は拒否されたアンケート

住民の生の声を総務副大臣に直訴

市民の要望が再生計画に反映された!

第二章 高齢化日本一のまちの日本一若い市長

「とんでもない勘違い野郎」

「仲間」に手渡された出馬要請文

なぜ悩むのか、なぜ断れないのか……?

勇気を失うことはすべてを失うこと

出馬決意、支援者はわずか七人

「子どもは帰ってこないけれど、鈴木くんは帰ってきてくれた」

泡沫候補を当選させた、人々の「思い」

第三章 自ら省みて直くんば、千万人といえども吾行かん

勉強も部活も中途半端だった中学時代

恩師の涙

はじめての立候補

経済的事情で断たれた夢

東京都の職員を目指す

昼は都庁、夜は大学へ

ボクシング部に入部!?

デビュー戦は一ラウンドTKO勝ち

「努力は嘘をつかない」

自ら省みて直くんば、千万人といえども吾行かん

第四章 三〇歳市長、財政破綻に挑む

市役所改革から着手

あきらめムードを打破する六割異動

副市長職は廃止

独立した「まちづくり企画室」を新設

高速道「無料寄り道」計画を実施

「やらなきゃゼロ」

一四年ぶりの企業誘致成功

東京都との連携

一万人の市民との対話

職員が地域に飛び込む「地域担当職員制度」

地域の自己決定権を取り戻せ!

実現した夕張市・北海道・国の「三者協議」

苦渋の市立診療所改築設計予算〝凍結〟

ツケは次世代に回さない――市民の選択

大切なのは将来像を示すこと

第五章 コンパクトシティ──適正規模のまちづくり

課題先進国の課題先進地・夕張

人口減少を見据えた「まちづくりマスタープラン」

日本で人口減少への備えが進まない理由

総論賛成・各論反対

「今年の冬はこれまでの人生でいちばん暖かかった」

移転はパズルではない

「役所の理屈」を捨てよ!

成功体験が成功の連鎖を生む

第六章 悪戦苦闘の三年半

三者協議で国と北海道も「当事者」に

再生計画見直しへの大きなステップ

最大の被害者、子育て世代への取り組み

再生計画を覆し、乳幼児医療費無料化を実施

市職員の待遇改善

もめにもめた診療所移転計画

市民が犠牲にならないための選択

地域担当職員制度、東京都との連携はリスタート

第七章 見えてきた新たな可能性

次世代の新エネルギー、CBM

厄介者のズリ山が「宝の山」に?

廃校再活用は企業誘致と同じ効果

市民主導で復活した映画祭

夕張メロン、世界へ羽ばたく

はじめての夕張メロン海外輸出を実現

日本最大の生薬生産拠点が誕生

これからの公共交通、DMV

ふるさと納税が大きな柱に

変わってきた市民の意識

議会も切磋琢磨の関係に

新しい時代のリーダーシップ

再び、はじめに 人とまちには与えられた役割がある



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