ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり
(
らいおん建築事務所 嶋田 洋平 )
◆空き家だらけのまちを元気に!これからの時代の「新しいまちづくり」実践の記録。
◆「ほしい暮らしは自分でつくる」を合言葉に著者が続けてきた、新しいまちづくりの方法。これまでの20世紀型発想によるまちや建築ではなく、これからの日本に必要なまちと建物の使い方、そこでの働き方や暮らし方、お金のもらい方、それらを生み出す方法。それが、「リノベーションまちづくり」です。
◆本書は、著者が故郷の北九州・小倉と、現在の住まいであり、東京23区内で唯一の「消滅可能性都市」とされる豊島区・雑司ヶ谷を往復しながら、仲間や市民、自治体を巻き込んで実践してきたまちづくりの記録です。
目次
CHAPTER1 ぼくの仕事はリノベーション
ぼくのルーツ──らいおん食堂と建築家へのあこがれ
社会へのまなざしと「リノベーション」という仕事
リノベーションは建物のことじゃない
CHAPTER2 まちで暮らす、まちで働く
ふるさとが「衰退」し始めた
リノベーションまちづくりの第一歩
東京の真ん中で子育て
CHAPTER3 リノベーションがまちを変える
リノベーションスクールという発明がまちを変え始めた
家守という古くて新しい仕事
ほしい暮らしは自分でつくる
CHAPTER4 リノベーションまちづくりを始めよう(実践編)
この章の使い方
小倉編──仲間を集めてまちを変える
雑司が谷編──自分のまちで楽しく暮らす
ぼくらのまちを探検しよう!
CHAPTER5 リノベーションで社会の課題を解決する
都市でのこれからのリアルな暮らし
この時代に建築家として働くということ
リノベーションで次の社会をつくる
嶋田洋平本人によるあとがき
「一歩踏み出す勇気にあふれた人たち」