「突然の訪問者」ストーリー
エンタープライズが緊急会議からのピカードの帰還を待っている間に、データが付近を漂流する300年前のカプセルを発見し調査する。3人の人間が、カプセルの中で凍っているのが見つかる。彼らは、一時的に流行した末期の病気のための冷凍保存技術であるクライオニクスでの唯一の生存者である。
しかし、ピカードは、前哨基地消失の知らせと、ロミュランが中立地帯に戻っているという疑惑を持って帰還し、過去の遺物どころではなかった。
生き返った人間達は、彼ら自身の問題を抱えていた。ブローカーは自分の金を心配し、主婦は彼女の子供が先に死んだために悲しみ、退屈しているカントリー歌手はパーティーを望んだ。ピカードは、彼らへの対応をトロイとデータにまかせ、前哨基地とロミュランの問題を解決するため中立地帯へと進んだ。そこで、ロミュラン船が遮蔽をといて現れ、53年間ぶりに惑星連邦と接触してきた。緊張したやりとりで、中立地帯のロミュラン側でも前哨基地が消失しているという情報がもたらされる。双方は、今後、情報を交換することに同意するが、ロミュランは、確かに彼らが再び脅威となることをほのめかして立ち去る。
緊張はいくぶん緩和され、エンタープライズはコースを戻す。また、3人の新しい乗客を地球まで送り届けることになったが、彼らが新しい時代に慣れるのにはかなり時間がかかるだろう。