「ホログラムデッキの反逆者」ストーリー
エンタープライズは、予定されたランデブー地点に3日早く到着した。ラフォージは、この間にシャーロック・ホームズのファンであるデータに、ホロデッキで探偵の役を演じて余暇を過ごすよう説得し、自らもワトソン役としてプログラムを開始した。
ホームズのオリジナルの事件は、データが記憶しており能力への挑戦とはならず、一緒に参加したドクター・ポラスキーも、データにコンピュータが作り出した新しい事件を解決するよう促した。ラフォージは、データに匹敵する能力を持つ敵が登場する事件をプログラムするが、それが意識を持つモリアーティ教授となって現れてしまう。ホームズの宿敵は、存在し続けるための切り札としてポラスキーを誘拐したばかりではなく、ビクトリア王朝時代の装置でホロデッキ内から船を制御しエンタープライズを乗っ取ると脅す。
ピカードは、モリアーティに立ち向かうため、シルクハットと燕尾服でホロデッキ・プログラムに入り、ホロデッキの構造物は実体を持たないため、彼の計画は結局は無意味であることを訴え説得する。すでに、登場人物としての架空の境界を越えて円熟したモリアーティは、それを理解して静まり、いつかホロデッキの創造物を実体を持つ物質に変える方法が見つかったら呼び戻すように頼み、艦長は同意する。