「D.N.A.」ストーリー
ＵＳＳラントリーからの遭難信号に応答したエンタープライズは、映像スキャンによって、補給船の全クルーが老衰で死んだことを知る。
また、謎めいた「超老化現象」は、船が最後に立ち寄ったダーウィン遺伝子研究センターでも起こっており、病気にかかったスタッフは、そこにいる遺伝子学的に育てられた「完全な子供たち」を救出するように頼み、エンタープライズのクルーに子供たちが病気に感染していないことを保証する。
懐疑的なピカードは、とにかく子供たちを調べることを望む。クルーへの感染を避けるため、ドクター・ポラスキーが他と完全に切り離されたシャトルの中で１人の子供を調べることができるようにし、感染する危険のないデータがシャトルを操縦する。
しかし、調べられた子供と彼の兄弟達自身が病気の原因であることがわかり、調査により感染してしまったポラスキーが、治療法の研究を手伝うためにダーウィンに隔離され、クルーは衝撃を受ける。
ピカードはポラスキーを見捨てず、転送機のバイオフィルターを使ってウィルスを選別し感染したＤＮＡを元に戻そうと試みた。ポラスキーのブラシに付いた毛髪から感染前のＤＮＡを採取して、志願したポラスキーに治療を試みたところ成功し、ポラスキーと研究センターのスタッフの病気は完治した。
悲しいことに、病気の原因となったダーウィン研究センターの「完全な子供たち」は簡単には救うことができず、健康に対する脅威となるため永遠に隔離しなければならない運命となった。
エンタープライズはラントリーの位置に戻り、宇宙艦隊の儀礼をもって厳粛に、感染した船を破壊した。
