「埋もれた文明」ストーリー
USSヤマトからのSOSに応えるため中立地帯に侵入したエンタープライズは、到着してまもなく、広範囲にわたるコンピュータの故障によってヤマトが爆発するのを見ることになった。
ヤマトからの記録テープは、ヤマトの艦長が神話の惑星アイコニアをこの場所まで追っていたことを示し、ピカードはエンタープライズでヤマトのコースをたどることにする。絶滅したアイコニア文明の秘密を発見することは、ロミュランとの遭遇の危険を犯すだけの価値があった。しかし、同じコンピュータの故障がエンタープライズにも表われ始め、ラフォージは、アイコニアの人工衛星のエネルギー・バーストが、船の制御プログラムを書き直すコンピュータ・ウイルスでヤマトに影響を及ぼしたことを知る。ヤマトの記録をダウンロードしたため、今では、エンタープライズにも影響が及んでいた。
必死のピカードは、ウォーフとデータとともにずいぶん昔に死滅したアイコニアのコントロール・センターに転送降下し、そこで、時空の扉を発見する。しかし、上陸したデータもまたアイコニアのウイルスの影響を受けてしまう。
その間に、ロミュラン船が突然エンタープライズを攻撃してきて、防御スクリーンを張る必要が生じたため、上陸班を収容することができくなる。しかし、すぐにライカーは敵の船もまたウイルスによって無力にされていることを知る。
ピカードは、コントロール・センターと残っているアイコニアの探査機を破壊することに決め、最初にデータとウォーフが時空の扉を通ってエンタープライズに戻る。データが船に戻ると、彼の自動修復機能がシステム中のアイコニアのウイルスを根絶する。そのことより、ラフォージは船のコンピュータに同じことをすればウイルスが根絶できることに気付く。
エンタープライズは、ピカードを下の惑星から救出するために、時間内に転送機能を回復するが、一足先にピカードは時空の扉を通ってロミュラン船に乗っていた。ロミュランにもウイルスの対処法を教えるが、一言の謝礼も述べず立ち去ってしまう。