「進化の刻印」ストーリー
科学者ポール・スタッブス博士が、自分の生涯をかけたプロジェクトのためにエンタープライズに乗船してきた。
スタッブス博士は、このプロジェクトのために特別に設計された探査機により、中性子星と赤色巨星との連星で起こる爆発を観測するのだ。しかし、エンタープライズのメインコンピューター・コアの機能不全によってプロジェクトの遂行が不確実になった。
それらの機能不全の理由は、ウェスリーが行なった、医療用のマイクロロボットを使用し、ロボットが相互に知識を交換して学習可能とした実験が原因だった。ロボットは学習し、船のコンピューター・コアに入り込んだ。そして彼らは、コンピューター・コアを食い荒らしはじめた。ロボット達とのコンタクトを試みたが、あせっていたスタッブス博士は、ガンマ線を照射してコンピュータコアにいたロボット達を「殺して」しまう。
コンタクトは失敗し、怒った彼らはスタッブスの命を狙い、船の生命維持装置をも停止させた。データは自分の体を使って彼らとコンタクトをとることを提案し、それを実行する。彼らが知的生命であると理解したスタッブスが謝罪すると、彼らはそれを受け入れた。
友好関係が築かれた後、彼らはコンピュータ・コアから「移住」することを承諾し、新たな探検を求めて、入植する無人の地を求めた。彼らの助けにより、時間内に船のコンピュータの修理が完了し、スタッブスのプロジェクトは成功した。