「宿敵！ロミュラン帝国」ストーリー
遭難信号に応えてロミュランとの境界付近のガロンドン・コアに降り立ったエンタープライズの上陸班は、墜落したロミュランの宇宙船と生存者を発見する。上陸任務中にラフォージとの連絡が途絶えたが、地上は電気的な嵐が吹き荒れており、上陸班はラフォージを見つけられないまま帰還した。
ピカードとライカーは、墜落した船はスパイ船ではないかと疑うが、その船の母船の司令官であるトモロクは、一人乗りの宇宙船がコースをそれて墜落しただけだと笑顔で語った。
その間もラフォージを救出する努力は続けられ、嵐が収まった時に転送する地点を知らせるニュートリノ・ビーコンを地上に設置した。しかし、ラフォージは、２人目のロミュラン人の生存者バクラによって捕らえられてしまう。
ラフォージは、この惑星の磁場のため、自分達の神経が変質していることを知らせ、２人が協力しなければ２人ともこの星から生きて出られない事を訴えて納得させる。
最初に発見されたロミュラン人は重傷で輸血が必要であったが、それを提供できるのはウォーフだけだった。ピカードは血液の提供を命令せず、ウォーフが志願してくれる事を望むが、ロミュランにうらみを持つウォーフは志願しなかった。トモロクは、ロミュラン人の生存者を引き取るため、連邦の領域に入ってきた。
トモロクが到着したときロミュラン人の生存者は死に、生存者をロミュラン船へ帰艦させないことから一触即発の船同士のにらみ合いになる。しかし、地上からの信号により、ピカードはシールドを降ろしてラフォージとバクラを転送収容する。バクラを帰艦させることで事態は収拾された。
衝突は回避され、トモロクはスパイ行為を認めずに、中立地帯へと帰っていった。
