「クリンゴン帝国の危機(前編)」ストーリー
かつて継承の儀式の調停者をつとめたピカードは、ガウロン総裁の就任式に出席するため、クリンゴン星に向かう。艦長はウォーフにも、この際、一族の汚名をそそぐために、ガウロンと向かい合うよう説得する。その時、ガウロンを乗せたクリンゴン艦が接近してきた。ガウロンは、死んだデュラスの一族とその支持勢力が、総裁の座を狙って謀反を企てていることをピカードに知らせる。ピカードは、クリンゴン内戦に連邦を巻き込んでしまう恐れがあるため、彼の要請を拒否する。その後、ウォーフはガウロンの権限で一族の汚名を晴らしてくれるように頼むが、拒否された。
ウォーフの弟、カーンは反ガウロンの勢力に加わって戦うつもりでいたが、一族の家長であるウォーフはガウロンを支持する事を決断し、彼を説得する。
その頃、デュラスの息子と名乗るトラルは、強大な権力を持つデュラス姉妹の後押しで、継承者の権利を主張する。しかし、ピカードはロミュランが深く関与している事を知り、彼の主張を認めなかった。ガウロンは、デュラスの軍隊の奇襲を受けるが、カーンが援軍として現れガウロンを救う。総裁に就任したガウロンは、ウォーフ一族の名誉回復を認める。ウォーフはガウロンと共に戦うため、宇宙艦隊を除隊する。
一方デュラス姉妹は、裏で彼女達を操るロミュランの支援者達と会う。その中には、ターシャ・ヤーに非常に良く似た女性が含まれていた...。