不食実践ノート―食べずに暮らす人たちの記録

三五館

◆人は勘違いをしている。食べるから元気が出ると思いこんでいる。ところが、それは大間違いだった。そんな馬鹿なと思うのであるならば、不食にチャレンジしてみるとわかる。食が変わればすべてが変わるのだ。それであなたの世界は一変する。
◆人は食べるから疲れる、食べるから老いる、食べるから病気になる。疲れず、老いず、病気にならないためには食べなければいい。体験者の実践レポートやメソッドを通して、魅惑の「不食世界」を紹介する。〈ISBN〉9784883203512

1. はじめに―食べるから疲れる
2. 第１章　「不食」その先にあるもの／15
   1. 不食の探求／16
   2. 老いない身体へ／17
   3. 疲れない生き方は疲れない身体から／20
   4. 疲れない身体の可能性／22
   5. 不食は疲れを拾えない／23
   6. 不食の副産物は豊かだ／25
   7. ありえない能力が覚醒する／28
   8. 神の声は聞こえるか？／31
   9. 「不食」の彼方へ／34
3. 第２章　不食にまつわる、質疑応答／37
   1. Ｑ１　「不食」の定義とはなんですか？／38
   2. Ｑ２　今までふつうの食生活を送ってきた人が、ある日突然に不食に挑戦することはできますか？／39
   3. Ｑ３　不食を開始するにあたっての注意点は何かありますか？／39
   4. Ｑ４　不食を続けると心にはどのような変化が現れますか？／41
   5. Ｑ５　不食を続けていて、運動能力や思考能力の低下はないのですか？／42
   6. Ｑ６　不食を続けることは、老化を遅らせることになるのですか？／44
   7. Ｑ７　外部からの病原体に対する免疫力の低下はないのですか？／44
   8. Ｑ８　不食を続けることで、味覚や咀しゃく機能への影響はありますか？／46
   9. Ｑ９　不食を続けているとき、身体を維持していくためのエネルギーは、どこから来ているのですか？／46
   10. Ｑ10　前作『人は食べなくても生きられる』を書いて以降、新たにわかった不食の歓び（効用）があったら、教えてください。／47
   11. Ｑ11　空腹時や長い空腹のあとで食べたときによくお腹が痛くなりますが、不食を始めることで痛みを伴うような変化が起こることはありますか？／48
   12. Ｑ12　一日一食の状態を続けているのですが、さらに減らしたほうがいいのでしょうか？／48
   13. Ｑ13　不食したり、食べたりのくり返しです。不食に完全移行するために必要な心構えのようなものはありますか？／49
   14. Ｑ14　不食を続けると排泄物にはどのような変化が現れますか？／49
   15. Ｑ15　不食を続けているときについ食べてしまっても、すぐに元の調子（不食の状態）に戻るのですか？／50
   16. Ｑ16　これから先の不食生活の予定（最終的な目標など）について、教えてください。／50
   17. Ｑ17　不食の合間に食べるもの（嗜好品としてでも）で、なるべく身体に負担のかからない食べ物には、どんなものがありますか？／51
   18. Ｑ18　不食を続けられても、睡眠もしっかりとっている場合は、不食の効果は落ちますか？／52
   19. Ｑ19　何歳まで食べて、何歳から不食をすればよいのでしょうか？／53
   20. Ｑ20　不食で人間の寿命はどこまで延びると思われますか？／53
   21. Ｑ21　前作で「餓死の原因は、食べないことではなく、飢餓への恐怖」と書いていますが、動物の餓死も、飢餓への恐怖が原因なのですか？／54
   22. Ｑ22　信仰心のない人や無神論者でも、不食をすることはできるのですか？／55
   23. Ｑ23　拒食症という病気は治らなくても大丈夫ということになるのですか？／56
   24. Ｑ24　女性や子供でも、不食を始められますか？／56
   25. Ｑ25　不食と微食（少食）の違いはどういう点にありますか？／57
   26. Ｑ26　不食と「働かなくてもよいこと」との関係について教えてください。／57
   27. Ｑ27　不食と性欲の関係性についてはいかがですか。／58
   28. 質問へのお礼／59
4. 第３章　それぞれの「不食」体験レポート／61
   1. 「人は食べなくても生きられる」という手応え―長瀬典子／62
   2. 「不食」考―小幡亮／73
   3. 不食の力による膠原病治療―平本ゆりあ／87
   4. 水もとらない不食実験―風間弘子／93
   5. 不食へのもう一つのアプローチ「太陽凝視」―田中ともよし／106
   6. 僧侶として不食と向き合う―尾崎元信／122
5. 第４章　今日から始める不食ガイド／135
   1. 簡単に進める不食への方法／136
   2. 強力な味方・洗腸について／143
   3. 僕が洗腸を始めた理由／144
   4. 体内保持と留意点／146
   5. 最新洗腸実験／147
   6. 不食に到達するための各種メソッド／151
      1. 食事制限法／当然変異／力ずく／二一日間プロセス／催眠法／霊的アプローチ／すべてを含めた方法
   7. 断食療法について／155
      1. ドライ断食／通常断食／断食中起こりえるトラブル／大腸掃除（浣腸）／体操
   8. 不食を目指す理由とその利点／162
      1. 完璧な健康／自立／時間節約／お金節約／自然を守る／エネルギー感アップ／創造性アップ
6. 第５章　不食の価値を探る　船瀬俊介×山田鷹夫／167
   1. 個人的な不食体験／168
   2. ＤＮＡのスイッチ／172
   3. 思いこみで不食を実践しなくなってる／175
   4. 病気の原因は過剰栄養／179
   5. 不食が可能になる根拠／181
   6. 宗教家と不食／183
   7. 不食の未来／187
7. 第６章　不食を生きる／191
   1. 微食を楽しみながら不食を目指す／192
   2. 不食と世界の飢餓問題／194
   3. 不食は体験してこそ意味がある／197
   4. これからのビジョン／199
   5. 肉体と非肉体の合成存在が人間である／200
8. おわりに―世界は変えていける／203