「アンドロイドの裏切り」ストーリー
エンタープライズは、26年前に発生した411人の入植者の失踪を調査するために、データの故郷である惑星オミクロン・セータへとやってきた。この調査ではデータの活躍が期待された。
上陸班は、データを作った科学者ヌニアン・スン博士の研究室を発見した。そこで、データに双児のようにそっくりなローアというアンドロイドも発見する。分解された部品が見つかり、ローアはエンタープライズの船内で組み立てられ、動作しはじめた。ローアは、彼が「あまりに完璧な」生命体であるために、入植者の要求で分解されたと話した。そして、次に作られたのがデータだった。しかし、ローアが分解された理由は、まもなく明らかになった。彼はデータを機能停止させて、データのふりをした。そして、ローアは自分を分解した者たちへの復讐を始め、26年前に植民地を壊滅させた生命を吸い取る巨大な水晶体を呼び寄せた。
ウェスリーは、データとローアが入れ替わったことに気付くが、誰も彼の話を聞こうとしなかった。ついに、ドクター・クラッシャーが真実に気付きデータを再起動させるが、水晶体はエンタープライズに迫っていた。
データとローアは貨物室で格闘し、ローアは転送ビームによって船外へとほうり出された。 水晶体は、エンタープライズに接触せずに去って行った。