「復讐の虜」ストーリー
エンタープライズは、惑星連邦の科学基地襲撃の捜査のためアカマー3号星を訪れる。そこで、ピカードは、100年も前にアカマー星を離れたギャザラーと名乗るアカマー人の盗賊組織を、アカマー星の人々と和解させて故郷に帰し、彼らの無法な活動を終わらせようと考えた。
アカマーの元首マルークは、その申し出に同意した。ギャザラーの一団の指導者ブルールも、自分達が平和を求めていることを認めた。
しかし、マルークの食事係のユタが、細胞の性質変換を行い、復讐のために何世紀も生きている存在であることは誰も知らなかった。彼女の人生における目的はたった1つ、彼女達トラレスタ一族を虐殺した敵、ローナック一族を絶滅させることだった。
ライカーは、ユタに引きつけられるが、彼女が人を愛することを忘れた悲しい存在であることに戸惑う。データとドクター・クラッシャーは、ブルールの仲間の死を調査し、彼がローナック一族の者であり53年前にもローナック一族の者が同じ死に方をしていることを発見する。そして彼らを殺したのはユタであることも判明した。
ブルールの協力により、ピカードとマルークは、ギャザラーのリーダー、チョーガンと会談することになる。チョーガンはローナック一族の最後の1人であり、ユタはチョーガンを狙っていた。ライカーが駆けつけフェイザーでユタを撃ち、チョーガンを救った。
会談は成功し、アカマーの対立は終わりを告げた。しかし、ライカーの心は平穏ではなかった。