「空白の一日」ストーリー
コース上にある謎の天体を調査中のエンタープライズのクルーは、突如出現したワームホールの衝撃波によって全員意識を失う。データだけはワームホールの衝撃の影響を受けなかった。クルー達は意識を取り戻し始め、データは皆が気を失ってから30秒間ほど経過した事を伝える。
しかし、実際にクルー達が意識を失っていたのは丸1日だったという証拠が次々に現れる。ウォーフの手首の痛みは、24時間以内に骨折した事によるものであり、植物実験での成長の度合いが24時間の経過を示しており、艦のクロノメータ-には変更された形跡が見つかった。データは、自己診断機能によると異常は見つからなかったが、彼が送った探査機は不正に操作された情報を送信してきた。
ピカードはデータの反対を押しきり、クルーに謎の惑星の調査を命じる。データは真実を隠しているが、そうさせたのはピカード艦長自身の命令を受けたからであると告白する。その時突然トロイの姿を借りてパクサン人が現れる。そしてデータは真実の全てを説明する。孤立主義であるパクサン人は、侵略者に存在を知られたと恐れ、エンタープライズのクルーの意識を失わせ、船を遠くへ運ぼうという計画を実行したが、データの存在で失敗に終わってしまった。
秘密を知られたパクサン人はエンタープライズを破壊しようとするが、もう一度クルー全員の一連の記憶を消し、データにはその秘密を守るよう命令するというピカードの提案は受け入れられた。