「ファースト・コンタクト」ストーリー
マルコリア3号星で事前調査任務に就いていたライカー中佐(住民と同様の外見に整形している)が負傷し、現地の病院に収容される。マルコリア人医師は、ライカーが本当のマルコリア人ではない事を暴き、事態は悪化する。
ピカードとトロイは、混乱を避けるため、マルコリアの指導者に会おうと転送降下した。平和と友好のメッセージを携えてあらわれた2人に、マルコリアの首相ダーケンと科学担当大臣ミラスタ(マルコリアの宇宙計画でワープ研究をしている)は理解を示すが、中央保安局長官のクローラは疑いを持つ。
ライカーは病院からの脱出を試みるが失敗に終わる。その直後、クローラが、死に至る恐れがあるにも関わらず、薬物を使って強引に尋問を行おうと病室に現れた。質問では効果がないと判ったクローラは、異星人による侵略や、宇宙開発に急進的なミラスタの夢を阻むため、自らの命を絶ちライカーが犯人であるように仕立てる。
ドクター・クラッシャーは至急ライカーとクローラを艦の医療室へ転送し、ダーケン首相には事件の真相を説明する。首相は、連邦の好意に感謝しながらも、彼らの星の住民は、宇宙には自分達以外の人類種族がいるという事実を受け入れる為の、心の準備が出来ていない事を認識する。エンタープライズから離れる首相は、現状を認識した上で、始まったばかりのミラスタの宇宙計画を地道に進めて行く事を許可する。