「ギャラクシー・チャイルド」ストーリー
ジョーディ・ラフォージはリア・ブラームス博士と会える喜びで一杯だ。博士はギャラクシー級宇宙船のエンジン設計者で、ラフォージはホロデッキ・プログラムで彼女に恋をしてしまったのだ。しかし、彼の喜びも、実際に博士と対面し一変する。本物のブラームス博士は冷たく、ラフォージの施したワープ・フィールド・ジェネレーターの改良にも、不快感をあらわにする。
一方で、エンタープライズは未知の生命体を発見するが、はからずもその生物を死に追いやってしまうという悲劇的な結果になる。クルー全員が悲しみに暮れる時、その生命体は子供を身ごもっている事が判明し、ウォーフとドクター・クラッシャーによる「帝王切開」で無事出産に成功する。ところが、その赤ん坊はエンタープライズを母親だと思い込み、船体に張り付きエネルギーを吸い取り始めてしまった。ラフォージとブラームス博士がその赤ん坊を「離乳させる」ため協力する。その間、ラフォージは彼の憧れの女性は既に結婚しているという事実を知らされる。友人としての関係をスタートさせた2人だったが、ラフォージが博士を知ったのは、彼の作ったホロデッキプログラムだという事を知り、彼女は不愉快な目的に利用されていると誤解し激怒する。
やがて、小惑星群の中から同種の生命体が姿を現し、それに呼応するかのように赤ん坊のエネルギー吸収量が増加し、艦は危機的状況に陥ってしまう。2人はエネルギーの周波数を調整し「おっぱいを苦くする」事で、エンタ-プライズと赤ん坊を引き離すことを案出し、見事成功する。
危機が去った後、お互い険悪だった2人は、談笑しあえるような友人としての関係を築く事が出来た。