「裏切りの序曲」ストーリー
セミナーへの参加と休暇を兼ねてライサに向かう途中のラフォージは、ロミュランに誘拐され、連邦とクリンゴンの同盟関係悪化を狙った策略のために利用される。
彼が出発した後、クリンゴン大使ケルがエンタープライズに乗船する。クリンゴンの植民星で独立のために戦っている反乱軍を宇宙艦隊が援助している疑いがあるという、クリンゴン評議会の訴えを調査するためだった。
ラフォージは、不正な神経インプラントを埋め込まれ、ライサから帰還し、データと共にバーグ総督が没収したというフェイザー・ライフルが、ロミュランの複製したものである事を明らかにした。しかし、バーグ総督の疑いは少しも晴らすことは出来ない。その武器はエンタープライズから転送される物資の中から発見されたものだった。さらにその物資を転送しようとしたのは、ロミュランにマインドコントロールされたラフォージだった。
ラフォージの次なる使命は「バーグを暗殺し、連邦-クリンゴンの同盟関係を分断する」事である。表面上は冷静な大使を装っているケルは、ラフォージを操るロミュランの親派だったのだ。
一方データは、奇妙なEバンドのパルスについて追跡調査を続け、ついに何が起ころうとしているかを把握した。そしてラフォージがフェイザーを撃とうとする直前に、ピカードにその事を知らせる。データが一部始終を説明すると、バーグ総督は一層激怒した。ケル大使はすかさず、亡命者として保護を要請するが、ピカードはそれを拒否し、バーグ総督に身柄を拘束される。ラフォージはトロイの助けを得て、記憶を回復するためのリハビリを開始する。