「異次元テロリスト」ストーリー
連邦に未加入のルチア4号星で、テロによる爆発の犠牲者を治療していたドクター・クラッシャーは、キリル・フィンという名のテロリストに人質として捕らえられた。フィンはアンサタの独立のために戦っていた。
彼らはテロ活動に、追跡不能の次元転送という技術を使用していた。しかし、その技術は体に悪影響を与え、頻繁に使用すると致命傷を負うというものだった。
フィンは彼女の医療技術が必要であり、また、連邦がルチア政府に対して和解への圧力をかけることを期待して、ドクターを開放しないつもりでいた。
ライカーは、現地の警察署長のアレキサーナ・デボスとクラッシャーの捜索をするが、デボスはテロリストと交渉するというライカーの態度に怒りをあらわにする。ルチアへの医療援助に反発したフィン達テロリストは、エンタープライズを急襲してワープ・チャンバーに爆弾を仕掛ける。彼の計画はラフォージの冷静な判断により失敗する。しかし、テロリスト達は今度はピカードを誘拐した。
ウェスリーは、次元転送の追跡方法を発見しテロリストの地下の基地を発見する。基地に攻め込み人質は解放されるが、ピカードを撃とうとしたフィンはデボスに撃ち殺される。
デボスは、フィンにとっては、囚人として暮らすより死んだほうがましだと冷たく言う。エンタープライズは、人質が無事救出されたことに感謝しつつ、平和な未来が見えないこの星を心配しながら旅立った。