「輝きの中へ…」ストーリー
脱出カプセルと思われる小型宇宙船から、重体のヒューマノイドが発見された。彼は記憶を失っていたため、「ジョン・ドウ」と呼ばれた。身体機能を安定させるため、ジョーディと神経系を接続されたりもしたが、ジョンは予想よりずっと早く回復した。
気立てがよいジョンは、周りの人々に落ち着きと自信を強く与えていた。ジョーディもその一人で、一度ホロデッキでデートした相手とロマンスを再開しようとしていた。
しかし、回復したジョンの体は、細胞レベルの突然変異にさらされ体の中でエネルギーが沸騰し、時折激痛に見舞われる。
苦痛がますます激しくなったジョンは、シャトルを盗もうとし、それを制止したウォーフを殺してしまう。しかし、彼は信じられない能力を示し、ウォーフを生き返らせ周囲を驚かせる。落ち着きを取り戻したジョンは、ピカードに「自分はクルーにとって危険な存在だから船の外に出してくれ」と願い出る。
ザルコンの船がエンタープライズに接近し、ジョンの引渡しを要求したとき真実が明らかになった。ザルコンの船がエンタープライズに麻痺ビームで攻撃した時に、ジョンは全ての記憶を取り戻し、クルーをビームの影響から解放した。ジョンは、彼らの種族の進化の次の段階である純粋なエネルギー生命体へと進化した最初の世代であると言う。しかし、ザルコンの政府は自分達の権力が失われるのを恐れて、この進化を認めず、進化した者を抹殺していたのだ。
ジョンは、エネルギー生命体へと進化をとげ、自分の種族に来るべき未来の話をするために帰っていった。