「宇宙孤児 ジョノ」ストーリー
エンタープライズは、意識不明に陥った10代の少年5名(うち1人は地球人)を乗せ漂流中のタレリア人の船を発見した。収容されたタレリア人の中のジョノと呼ばれる少年は、10数年前、タレリア人による植民星攻撃で両親を失った、ジェレマイア・ロサという名の地球人であることが判明した。
しかし、ジョノは既にエンダー艦長に養子として迎えられていた。エンダー艦長は戦闘で実の息子を失っており、タレリアの習慣に従って戦闘孤児のジョノを養子としたのだ。宇宙艦隊提督である彼の実の祖母は、故郷である地球に連れ戻そうとするが、彼は敵意を示し威嚇する。
ジョノには虐待を受けたような傷跡も残っているが、エンダー艦長は、タレリアの少年が、戦士として父親に認められたいがゆえに無茶をした結果であると言う。結局、ピカードとエンダーは、ジョノが自分で判断できる年齢であると考え、彼自身の決断に委ねることで合意した。
ジョノは植民星での写真を見て、両親と植民星攻撃の事を思い出す。しかし、彼はその決断に苦しみ、ピカードを殺し、自分も死ぬ事によって、その苦しみから逃れようとする。やがてピカードは、ジョノは、彼を養子に受け入れた”愛する父親”エンダー艦長の元にとどまらせるべきだと悟る。