「謎の頭脳改革」ストーリー
不調のアーガス情報基地を調査にやってきたエンタープライズは、基地の近くにエイリアンの探査機を発見する。ラフォージはバークレーと共にシャトルで調査を行うが、探査機が発したエネルギー波によってバークレーは意識を失う。彼は一見して何の異常も見られなかったが、洞察力の向上など、以前には見られなかった能力を示し始める。彼は探査機を破壊する時の船の危険を救い、テレスコープ集合体を修理するために、通常必要な時間よりも短くすむ修理方法を提案する。
大尉の脳組織をスキャンした結果、彼の新しい能力は生理的変化によるものだと判明し、彼は人類史上、最も進化した存在となった。クルー達は彼の新しい能力に脅威を感じるが、バークレー自身にとっては普通の振る舞いだった。
その時、テレスコープ集合体の融合炉の崩壊が急速に進み始め、艦のコンピュータ-の能力では反応が遅すぎる。基地全体が爆発しようとしているその時、コンピューターが回復し、爆発の危機を脱していた。そして、コンピューターの応答する声はバークレーのものになっている。コンピューターと一体化したバークレーは、基地を救った後、3万光年離れた場所へエンタープライズを運んでしまう。ピカードはバークレーの意図不明な行動に恐れるが、彼とコンピューターとのリンクを切断する事による危険を考えると、安易に実行出来無い。
その時、突如微笑みを浮かべたエイリアンの映像が現れる。彼はサイセリア人という種族で、探査機を使って調査対象を変化させ、彼らの元に連れてくる事によって、他の種族や文明を調査しているのだった。ピカードはサイセリア人との交流で共に知識を交換しあい、バークレーは元の自分に戻った。